2013年6月4日に、Node.jsの安定版であるバージョン0.10.10がリリースされました。
今回のアップデートは、内部的なライブラリの更新と、いくつかの不具合修正を目的としています。
安定性を重視する開発者にとって、重要なメンテナンスリリースの一つとなります。
依存コンポーネントのバージョンアップ
今回のリリースでは、コアとなる非同期I/Oライブラリのuv (libuv)が0.10.10へと更新されました。
同時に、Node.jsに同梱されているnpmのバージョンが1.2.25へと引き上げられました。
これにより、パッケージ管理や基盤となる実行環境の信頼性がさらに高まっています。
不具合の修正と挙動の変更
URLモジュールでは、一部の特殊な形式をしたURLを解析する際のロジックが改善されました。
また、ストリーム処理におけるunshift('')メソッドの挙動が変更されています。
従来とは異なり、空の文字列が渡された場合はnoop (何もしない)として処理されるようになりました。
JavaScript
// streamにおけるunshiftメソッドの挙動確認
const stream = require('stream');
const readable = new stream.Readable();
// 空文字を渡した場合、内部状態に変更を与えず何もしない(noop)ようになります
readable.unshift('');
まとめ
Node.js v0.10.10は、マイナーな修正が中心ですが、システムの安定稼働には欠かせない更新です。
特にurlやstreamモジュールを利用しているプロジェクトでは、最新の安定版への移行を検討してください。
