2013年1月18日、Node.jsの安定版である Version 0.8.18 (Stable) が正式にリリースされました。

今回のアップデートは、パッケージマネージャである npm の更新や、通信関連の不具合修正を中心としたメンテナンスリリースとなっています。

特に HTTP モジュールや TLS モジュールにおける修正は、アプリケーションの信頼性を高める上で重要な役割を果たします。

本記事では、今回のリリースに含まれる主な変更点と修正内容について詳しく紹介します。

主な変更点とアップデート内容

パッケージマネージャ npm の更新

今回のリリースでは、Node.jsに同梱されている npm が v1.2.2 へとアップグレード されました。

これにより、パッケージ管理における安定性が向上し、より円滑な開発環境が提供されます。

各種コアモジュールの改善とバグ修正

コアモジュールにおいても、いくつかの重要な修正と調整が行われています。

まず、TLS モジュールでは RFC6125 により厳格に従うよう調整 され、セキュリティ面での信頼性が強化されました。

また、Buffer モジュールでは SlowBuffer のオフセットに対して負の値が指定された場合に拒否する仕組みが導入されています。

さらに、HTTP モジュールで発生していた "Cannot call method 'emit' of null" というエラーが修正されました。

このほか、DNS モジュールのエラーメッセージが errno と一致するように調整されるなど、細かなユーザビリティの向上が図られています。

Shell
# Node.jsとnpmのバージョンを確認するコマンド
node -v
npm -v
実行結果
v0.8.18
1.2.2

プラットフォーム別インストーラーの提供

Node.js v0.8.18 は、Windows や Macintosh をはじめとする主要なプラットフォーム向けにバイナリが提供されています。

OSタイプ配布形式
Macintosh (Universal)PKGインストーラー
Windows (x86 / x64)MSIインストーラー
Linux / Solarisバイナリ (tar.gz)

まとめ

Node.js v0.8.18 は、システムの安定稼働に欠かせない重要な不具合修正を含んだ安定版です。

npm のアップデートや、HTTP/TLS といったネットワーク関連の修正が含まれているため、古いバージョンを利用している場合は移行を検討してください。

公式サイトでは、ソースコードのほかに各OS向けのインストーラーも配布されていますので、必要に応じて活用しましょう。