2012年9月27日、Node.jsの最新安定版である「Node.js v0.8.11 (Stable)」が公開されました。

今回のリリースは、直前のバージョンであるv0.8.10で発生していたデグレード (先祖返り) を修正するためのマイナーアップデートです。

v0.8.10へのアップデートをまだ実施していないユーザーは、このv0.8.11を直接利用することが推奨されています。

主な修正内容と変更点

今回のアップデートにおける主な変更点は、ファイルシステムモジュール fs に関する修正です。

具体的には、大きなサイズのファイルに対して stat() を実行した際、ファイルサイズが正しく報告されない不具合が解消されました。

この修正は Ben Noordhuis 氏によって行われ、大容量ファイルを扱う際のシステムの信頼性が向上しています。

例えば、以下のように fs.stat() を使用してファイル情報を取得する際の挙動が改善されています。

JavaScript
// fs.statを使用してファイルサイズを確認する例
const fs = require('fs');

fs.stat('large-data-file.bin', (err, stats) => {
  if (err) throw err;
  // v0.8.11では大容量ファイルでも正しいバイト数が返ります
  console.log('File size: ' + stats.size);
});
実行結果
File size: 5368709120

まとめ

Node.js v0.8.11は、特定条件下での不具合を解消した重要なメンテナンスリリースです。

安定版を利用している開発者は、予期せぬエラーを防ぐために速やかにアップデートを検討してください。

詳細は、Node.js公式サイトのリリースページからも確認することが可能です。